北斗星、それは遠く。

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昨日(2015/8/22)、ついについに北斗星の最終ランが終わってしまいました。今頃は上野駅の到着も終えて本当のお勤め終了といったところでしょうか?

 

寝台列車。

それは何ともノスタルジック甘美な響き。なのは自分だけ??

鉄オタじゃない自分にも、北斗星の想い出がたくさんある。

 

大学時代、今みたいな激安航空もなかったような時代。ブルートレインはまだ移動手段として充分機能していたんじゃないかな。

帰省のときは時間気にしなくてよかったから、よくフェリーや寝台列車を利用した。

 

北斗星の予約は乗車日のちょうど1カ月前から可能で、先着順であの二段ベッドじゃなく、個室が取れた。同じ料金でだよ?初めて知った時はけっこう驚いたけど。

だから必ず個室取ってた。やっぱり雑魚寝は頭痛の元だし、他人のいびきも自分のいびきも両方やだったのさ(笑)

 

個室だと天国ね。個室は上の部屋と下の部屋に分かれてる。でもドアからもう完全に個室。狭くても自分の荷物だーっと広げられる!これは二段ベッドにはない利点。そして小さいながらちゃんとテーブルも付いてる。二段の方は4人共同じゃなかったっけ??駅弁をゆったりと食べられる!おかずは車窓からの景色。ただし夜!真っ暗でたいして何も見えない(笑)

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僕の北斗星での過ごし方。

時間に遅れないようにかなり早めに上野行って、駅弁と朝ごはん用のおにぎりかサンドウィッチ、そして暇つぶし用の本、雑誌などを近辺で購入しておく。

これ今ならスマホで済みそうだけど。で、車両が来たらすぐに乗車して荷物を適切な場所に置いてしまう。

 

発車したら車内放送でテンション上げながら駅弁を広げて食べる(笑)17時台発だとまだ外も明るい。19時代だと夜のトーキョーシテーを観ながら。どっちにしろ少しずつ変わっていく景色を観ながらアルコールも注入する。長旅になるからね。

 

で、景色観るの飽きたら音楽プレイヤー(具体的に言うと年がバレる。ipod‥かもね笑)耳につっこんで、本を読む。基本的にカーテンは下ろさずにいると、途中乗車の駅で停まるからそれを眺める。面白い。そして顔をあげるたびに周りは真っ暗闇になっていく。ひたすらガタンゴトン‥と静かに夜汽車は走っていく‥それを少し固めのベッドに座りながら眺める。んーーーなんとも旅情全開ではないか!(笑)

 

飽きたときは車両内をお散歩できるよ。自由に使える休憩所車両みたいなのがあり、寂しくなったらここに移動した。おじさんに話しかけられたこともある(笑)ここで人はタバコを吸ったり、端の方にあるシャワールーム(!)も使ったりできた。当時携帯のつながりは非常にわるく、たまに繋がるところで「当時の」彼女と電話してしゃべったりして退屈を紛らわせたりもしたけど、たいてい途中で切れてしまった(笑)「電波1本しかないから切れるかも‥」と前置きしてから話した(笑)

 

二段ベッドのところはやはり集団客が多いからずっとしゃべってるイメージ。おっちゃんは黙ってビールをすすってる人もいる、おばさんは明日の旅程をしゃべってる人が多い(笑)北斗星側の人ともよくすれ違う。

 

派手に楽しみたい人には車内でまったり夕食プランもちゃんとあって(これがかなり高いんだけど‥)、ワインとか出るようなちょっと古風な高級感(笑)というかいつも揺れてワインがこぼれないのか不思議で仕方なかったんだけど、とりあえず一度もこぼれてるシーンはなかった。

 

そして何時か忘れたけれど、「おやすみなさい」的な放送がなされ、「うるさくしたら引きずり下ろしますぞ」とは言わないけどそんなようなで車内は一気に静かになる。しかし、おばちゃんのトークが止むことはない。しかし個室天国の自分には全く関係のない旅の光景であり、それすらもいとおしい(笑)

僕は読書にも飽きた頃に缶カクテル2本が空き、部屋の電気を落としカーテンを3/4閉めて眠りにつく

 

‥しかし熟睡できるわけではない。やっぱり枕が違うし、これは旅なのだからテンションじたいが違うのだ。1度目が覚めると、休憩スペースに行ってみたりする。するとやはり眠れない人がなんとなく過ごしていたり、個室車両だと間あいだにある(本当にちょっとした)テーブルと固定いすにちょこんと座って外を眺めてる人がいたりする。トイレになんとなく行って、そしてまたなんとなく寝る。

 

次に目が覚めるのは、青森。なぜかというと、ここで北斗星はいったん停車する。深夜1時~2時台だったかと思う、完全に停車して静かーになるから変化で目が覚めた。窓から外をのぞくと、運転手?車掌?が駅で会話しているのが見えた。ここで交代なのかな?時刻調整も兼ねてなのだろうか。寝台列車が時間がかかるのは実はここによるところも大きい。これがなければもう少し早く着くはずなのだが、早く着いたら着いたで開いてる店も無いだろうからやっぱり調整は必要だったのかもしれない。まあ素人には思いつかないような理由かもね。誰か知ってたら教えてください。

 

で、そんな真夜中の目覚めがとても素敵なものに思え、また眠りにつく。今度目が覚めるのは上野発だと函館の朝の海!これはかなりたまらんとまらんです。車窓から海ですよ。まるで「世界の車窓から」(※筆者がその当時好きだった番組。英国のネイチャー番組と並ぶ屈指の癒しチャンネルですぞ!!)ですよ。もう一気に目が覚める。これが逆の札幌発のときだと全然目が覚めるタイミングが無い!気づいたら埼玉の大宮とかでもう部屋の外がゴタゴタしていて、やばい早く準備しないと降り遅れる!」ということがあった(笑)まあだいたい朝ごはんを食べたら水出るとこで歯磨いて顔洗って、荷物をかたして下車。これで終了。

朝は9時半とかに札幌に着くと後はもう自宅へ帰るだけ。逆の場合は上野を散策するも24時間営業の店しか開いてないから、結局すぐ多摩のアパートへ向かうことにするもやっぱり新宿で買い物寄ってからだったりすることも多かったかな。

 

小話。

一度だけ北斗星の添乗員とちょっとだけ(←これ)仲良くなったことがあった。コーヒーを売りに来たときに、自分がキーボ持ってたことで話が拡がった。バンドが好きという人らしく、僕のキーボ見ながらいろいろ質問されて、そこからすれ違う度に話して自分もちょっとテンションが上がったのでありますぞ!(笑)

年が近かったから仕事モードにならなくて気楽だったのかもね、その子。自分はといえば、買わなくてもいい缶コーヒーをつい買ってしまったのであります‥まあ盛り上がったのはY○SHIKI(○JAPAN)の話だったんですけどね(笑)めたるかよ。

いやめたるは10代の頃好きだったよ。あのカッコウ(長髪で挑発して革皮しいじゃんぱーにぶるーじーんみたいな)や歌詞(悪魔が降臨してドウタラコウタラとか)や酒○康があまり好きじゃなかっただけで、ロケンローやRBやとだいたい同じだった。もう卒業してたけど、あのズーンと重くくる感じが男子としてはたまらんかったのです。自分の大学生時代のヒーローはトムヨークだったんでありますが、外見はハマりすぎるとそれはそれでおかしくなる(笑)ロキノン中毒系男子としゃべってもやっぱり違和感あってどっちにも属したくない感じだったね。外見は普通でいいかなってごめんね。この感覚、大学で音楽サークルやってた人にはわかってくれるんじゃないかなあ。サークルのときは本当に好きな音楽じゃないものでもなんとなく先輩に合わせて聴いてた人とかいたでしょ?ブルハ好きだーって言ってればサークルでは盛り上がれちゃうからそれに同調してるだけの練習しない人とかいたな‥逆にたとえばMUSEとか好きな人って、ロキノン系サークルではじゃっかんメンバー集まらない感あった。

 

閑話休題。

社会人になってからは東京出張で1度だけ使ったことがあったけど、やはり時間の問題が大きいのと、車両に乗ることじたいが「旅」になってるから疲れる部分もあってそれ以降乗ったことはない。ただ想い出すのはあの何とも言えない特異な空間で、ひたすら揺られていることの心地よさ。ぼんやり、なのかもね。

もう二度と戻れないからこその理想郷であって、時代は涼しい顔して僕らを置いてっちゃうものなのさきっと。

これからは北海道新幹線、期待してます!

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